この記事では、実験ノートの売っている場所をはじめとして実験ノートの選び方や、普通のノートやルーズリーフが適しているかどうかについても解説していきます。
実験ノートの役割と重要性
実験ノートは、研究の進行状況や結果を記録するための重要なツールです。
正確なデータをノートに書き残すことで、後々のデータ解析や論文執筆に役立ちます。
また、実験ノートは特許出願や研究の再現性確認など、法的な証拠としても使用されることがあります。そのため、信頼性のある適切なノートを選ぶことが重要です。
実験ノートの選び方
実験ノートを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
耐久性
実験ノートは頻繁に使用するため、耐久性のあるものを選びましょう。
ハードカバーのノートや厚手の紙を使用したものがオススメです。
紙質
特にウェット系のラボだと、エタノールや有機溶媒を使う頻度が高いので、耐水性・耐薬品性が高く、インクの滲みにくい紙質も重要です。
サイズ
実験ノートは実験場所に持ち運び、事前に記載した手順を見ながら進めることも多いでしょう。
そのため、持ち運びやすいA4・B5サイズを選ぶことが重要です。
普通のノートやルーズリーフでも良い?
普通のノートでも大丈夫というラボが多いですが、ルーズリーフは厳禁です。
実験ノートは唯一の物的証拠となりうる大切な資料です。ルーズリーフは紛失のリスクが高く、また差し替え等も容易であるため、証拠としての信頼性が低いという問題があります。
実験ノートが売っている場所
先述の通り、通常のキャンパスノートは実験ノートとして認められている場合はありますが、耐久性や紙質などの観点から専門の実験ノートの購入をオススメします。
実験ノートは以下の場所で取り扱いがあります。
- 大学生協
- Amazon
- 楽天
- Yahooショッピング
実験ノートは大学生協での取り扱いがある場合が多いです。ですが、種類の豊富さを考えるとAmazonや楽天などのオンラインで購入するのがベターだと思います。
次からはオススメの実験ノートを紹介していきます。
オススメの実験ノート
実験ノートとして特にオススメの製品をいくつか紹介します。
コクヨ キャンパスノート
最も一般的なキャンパスノートです。これまでに使用した経験がある方が多いでしょう。耐久性は高くありませんが、オススメのノートの中では最もコスパが良いです。
ツバメノート
大学ノートとしても知られるツバメノートです。通常のキャンパスノートよりも多少高額ですが、その分書き味もよく、裏抜けやにじみが少ない利点があります。
普通のノートの中では、実験ノートに最も適していると思います。
リサーチラボノート(エントリーモデル)
実験ノートの主流であるリサーチラボノートのエントリーモデルです。ボールペンで書くことを想定した高品質な紙質や、改ざん防止機能があるのが特徴で、専門的なノートでありながら500円というコスパの良さもオススメポイントです。
リサーチラボノート
多くの研究室で採用されているラボノートです。エントリーモデルと比べて値は張りますが、その品質の高さから多くの研究者に愛用されています。
本格的な実験ノートはこれ一択といっても差し支えないでしょう。
リサーチラボノート(ポータブル)
B5サイズで持ち運びのしやすいラボノートです。
軽くてコンパクトなので、公式サイトでも学生の個人利用にオススメされています。
まとめ
今回は実験ノートについて詳しく解説しました。普通のノートも実験ノートとして使用できますが、耐久性や紙質の観点から専用の実験ノートを使用することをオススメします。
適切なノートを選び、正確な実験記録を残すことで、研究活動をスムーズに進めましょう。
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