この記事では東大院 新領域の院試に合格した経験をもとに、院試の倍率や入学者の出身大学などの観点から難易度について説明していきます。
東大院 新領域の倍率
東大院新領域の過去8年分の倍率をまとめた結果は以下のようになっています。
参考: 「東大HP 大学院生の入学状況」より作成
コロナ禍で倍率は大きく変動している年もありますが、近年での倍率は
- 内部生: 約1.5倍
- 外部生: 約2.5倍
- 合計: 約2.2倍
内部生つまり東大生でも3人に1人が新領域の院試に落ちることから、簡単な試験とは言えないでしょう。
倍率的には外部生にも大いにチャンスがあり、しっかりと対策すれば合格することが出来るレベルだと思います。
東大院 新領域 合格者の出身大学・偏差値
合格者の出身大学・偏差値に関しては、公式に発表されている情報がありません。
友人や知り合いの出身大学・偏差値から予想するにおおよそ以下の通りだと考えられます。
東大院 新領域 合格者の出身大学
- 旧帝大
- 有名国立大(千葉大、筑波大など)
- 有名私立(早慶上理、MARCH)
個人的には、東京理科大や明治大などからの人が多い印象を持っています。
東大院 新領域 合格者の偏差値
大学院や院試には偏差値という基準はありませんが、合格者の出身大学から予想すると河合塾の全統記述模試で総合偏差値57.5~62.5くらいを取っていた人が多い印象です。 (あくまで個人的な見解です)
東大院 新領域は入るのが簡単なのか
コロナ禍前の試験問題は比較的簡単でしたが現在は難化傾向(本郷の研究科に準じたレベル)にあり、求められるレベルが上がってきています。
そのため、以前ほど簡単に合格することはできないと感じています。
ただし、倍率はそこまで大きく変動しているわけではありませんので、しっかり計画を立てたうえで対策すれば十分合格が見えてくると思います。
まとめ
今回の記事では、院試の倍率や入学者の出身大学などの観点から難易度について解説してきました。
私が東大院 新領域 先端生命科学専攻に合格したスケジュールは合格体験記に記載していますので、興味がある方はそちらもぜひご覧ください。
東大院 新領域先端生命科学専攻 受験体験記①
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