院試直前期はこれまでの努力を結実させる最終段階です。この時期の過ごし方が合否に大きく影響しますが、どのように過ごせばいいか悩んでいる方もいるでしょう。
この記事では、東大院に合格した体験をもとに院試直前期の過ごし方のポイントを紹介します。
【結論】院試直前期はメンタルケアに力を入れる
試験直前期は「院試に落ちたらどうしよう」といった不安や本番への緊張が高まりやすい時期です。
勉強や対策を詰め込みたくなる気持ちもあると思いますが、院試を成功させるためにはメンタルケアを最優先にしましょう。
以下は、私が院試直前期にメンタルケアのために実践していたことを挙げてみました。
復習と総まとめをする
直前期は新しい知識を詰め込むよりも、これまで学んだ内容を復習することが重要です。
院試は多くの試験同様に、難問を解くよりも基礎的な問題で確実に得点することが求められるので、自分が苦手と感じる分野で間違えた問題に重点を置いて確認しましょう。
焦って新しい問題に手を付けたりするのは可能な限りやめ、今までの勉強してきたことの確認を大切にする方が点数に結びつきやすくなるはずです。
過去問を本番形式で解く
直前期に解いていない過去問がある場合には、試験形式(特に時間配分)に慣れることも兼ねて、可能な限り終わらせておきたいです。ただし、復習までしっかりと終わらせられる分量を見極めて解きましょう。
具体的な方法としては、解答時間を計って実際の試験に近い環境で練習し、時間配分の感覚を掴んでおくと良いと思います。
すでに解き終わっている場合には、すべての問題に自信を持って答えられるかチェックし、知識の抜けがないかを徹底的に見直します。
体調管理と休息をとる
どんなに準備をしていても、体調を崩しては力を発揮できません。
十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事やリラックスの時間を設けることも大切です。
時にはゆっくりとお風呂に入るのも効果的だと思います!
試験当日の準備をする
試験当日の準備は前日までに整えておきましょう。必要な持ち物(筆記用具、受験票、時計など)を確認し、交通手段や試験会場までのルートも再確認しておきます。
私は心配性なので、最悪の場合を想定して予備の財布や筆箱、ルートを印刷したマップなども持参しました。
可能な限り余裕を持って行動することで、当日のトラブルを避けられます。
まとめ
院試直前期は、希望する進路に進むための大切な時期です。
これまでの学習の総仕上げとメンタルケアを行い、試験本番で実力を発揮できるようにしましょう。
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