東大院試に合格した私が、短期間で効率的に院試の合格点を取るための参考書を紹介します。参考書選びの参考にしていただけると幸いです。
TOEFL ITPの目標スコア
東大院生の多くが520~600点くらいを得点していることから、東大院試合格のためには550点を目標にすると良いと思います。
英単語帳
以下の単語帳がオススメです。私の周り(東大を含む旧帝大院生)の多くがこの単語帳で勉強をしています。
収録単語はランク付けされており、おおまかなイメージは以下のようです。
- RANK1: 大学受験レベルの単語 (英検2~準1級, TOEIC500~600点台)
- RANK2: 合否を分けるレベルの単語 (英検準1級, TOEIC700~800点台)
- RANK3: 差をつけるための単語 (英検準1級~1級, TOEIC800~900点)
- RANK4: ハイレベルな単語 (英検1級, TOEIC900点以上)
東大院試を合格する人の多くはRANK2までの単語を暗記しています。RANK3は英単語のレベルも上がり、試験に出る頻度も下がるのでコスパ良く点数を稼ぐならRANK2までで十分だと思います。(ちなみにRANK4までやったという人は見たことがありません)
英文法
27個のパワフルコードと呼ばれる正解の選択肢を選ぶテクニックが書かれており、例題もこれに沿って出題されています。
すべての選択肢に対して丁寧な解説がついているだけでなく、10時間程度で一周できる手軽さがあるのが気に入っています。
個人的には、大学受験で使用する文法の傍用問題集よりもよっぽど分かりやすいと思います。
リスニング
TOEFLのリスニングはTOEICの約1.3倍速といわれるほど、非常に速いことで有名です。そのため、次の参考書で本番レベルに慣れると良いと思います。
私はどちらかというとリスニングが苦手だったので、基礎や押さえておきたいポイントがまとまっている上記の参考書にはお世話になりました。
この参考書を数回復習することで、公式問題集の正答率も65~75%が80~85%くらいまで伸びました。
現在リスニングで80%の得点ができていない人に特にオススメの参考書です。
【最重要】公式問題集
TOEIC同様に、TOEFL ITPにおいても最重要な参考書は公式問題集です。
日本語の説明や解説がついている公式問題集は現状これだけです。この公式問題集は本番と同様に作成されたものですので、問題も一番本番に近いです。
サイズは一般的な参考書より小さめですが、本番と同様のサイズなので大きさに慣れるのにも最適です。これで勉強するかどうかで大きく差がつく参考書だと思います。
まとめ
今回は東大院試に合格するためにオススメなTOEFL ITPの参考書を紹介しました。
これらの参考書で効率的に勉強し、目標点を取れることを願っています。
私が東大院 先端生命科学専攻に合格した体験談もぜひご覧ください。
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